当院では16列マルチスライスCTを導入しており、より高精度な画像が撮影でき、主にうつ病やその他精神疾患の器質的な病変(脳の腫瘍や炎症、出血や脳梗塞)の精査を行います。
また、短時間で撮影できるため、X線の放射線被爆も少なくなり、患者様にとってより安心して検査を受けていただけるようになっています。
CT検査装置
認知症に対するCT検査について
認知症は、脳の病気や様々な原因により、もの忘れなどの認知機能が低下し生活が困難になった状態です。
神経学的な検査や会話・態度、精神状態の診察を行いますが、必要に応じて頭部CT検査を行います。
CT検査で画像化された脳内部を観察し、脳全体の萎縮の程度、記憶をつかさどる海馬の萎縮を調べます。
画像から深刻な状況も早期に発見することが可能となります。
CT検査の注意事項
当院では造影剤を使用した造影CT検査は現在のところ行っておりません。
妊娠されている方、または妊娠している可能性のある方は事前にご相談ください。
食事制限について
頭部のCT検査では、食事の制限はありません。お薬は医師の指示がない限り、通常通り服用いただけます。
腹部のCT検査を受けられる方は、検査前6時間以内はお食事、水やお茶以外の乳製品や糖分が入っているものは摂取しないで下さい。